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公認会計士のインサイダー疑い、課徴金納付命令を勧告

野村証券(東京都中央区)の社員から、株式公開買い付け(TOB)の情報を入手し、公表前に買収先企業の株を購入したとして、証券取引等監視委員会は22日、30歳代の公認会計士に対し、金融商品取引法違反(インサイダー取引)の疑いで、258万円の課徴金納付命令を出すよう金融庁に勧告した。

 監視委などによると、会計士は2007年4~11月、企業の合併・買収(M&A)の仲介や助言業務を担当する野村証券企業情報部に所属していた知人から、電話や会食をした際に5件のTOB情報を入手。公表前に自己名義の証券口座を使い、買収先企業の株計7800株を683万3900円で買い付けた疑い。会計士は公表後に株価が値上がりした後に売り抜け、200万円弱の利益を上げたという。野村社員は自ら株取引をしておらず、見返りも受け取っていないため、処分対象にはならなかった。

 会計士は中学校以来、野村社員の後輩だったという。



5月23日(土) | トラックバック(0) | コメント(0) | 料理 | 管理

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